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人間の進化と歩行法の仮説-逃げるために-
■逃げろ〜〜〜〜〜
15万年も昔の北東アフリカの草原でです。狩をする裸の人間達が風上から
静かに獲物に近づきます。大物を狙う時は狩人も大勢必要ですので、
音を立てないように「抜き足、差し足、忍び足」で「なんば」歩行です。
(なんばでなくてもいいですが)射程距離まで忍び寄ると、獲物に向かって
一斉に槍を投げます。このときは通常(現代の)の態勢で力いっぱい
投げます。久しぶりの大型の獲物です。お腹を空かして待っている女や
子供の喜ぶ顔がチラチラします。思わず力み過ぎて獲物に致命傷を与える
ことが出来ませんでした。失敗です。獲物が怒り狂って反撃して来ます。 「しまった!逃げろ〜〜〜〜」狩人たちは一斉に逃げます。 それも全力疾走です。長い手足をいっぱいに伸ばしてそれこそ宙を飛ぶ ごとく、必死で逃げます。 獲物は追うのをあきらめて、傷を舐めて手入れを し始めます。ちりじりに散らばった狩人たちは、また集まって この獲物を狙います。今度は失敗しないでしょう。 四方八方にまるで蜘蛛の子を散らすように逃げることで危険分散と撹乱作戦という高等戦術です。人間はこんなことを10万年以上繰り返して世界の王者になっていったのでしょう。
人間のアフリカ単一起源説を下敷きにすると、アフリカには当然、原種が良く保存さ
れているので、走る速さやフォ-ムの華麗さはアフリカ人が当然ピカイチとなるのでしょうか????
平成15年7月21日(海の日)
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