武蔵野台地に大きな川はない。なぜなら、この台地を覆っている
関東ロ−ムという土は、きわめて水を通しやすい土だから
雨は降っても、すぐに地下にしみこんでしまうのである。
だから、東京生まれの川は大きくなれない。
それでも長い時間をかけて台地を削り続けてきたので、
黒目川、白子川、石神井川、神田川、目黒川など東京人には
親しみのある川が生まれた。
これらの川は武蔵野台地の切れ目から突然表れる。
そこには決まって湧水があり、その湧水の場所は標高70mあるいは50m
の崖線と呼ばれる所にある。
ここは地下水を流すレキ層が地表に露出ている場所なのだ。
関東山地に降る雨は、ちょっと降る場所が違っただけで
利根川へ、荒川へ、多摩川へ、相模川へ、千曲川へと別々な所に運ばれてにまう。
複雑な山ヒダのちょっとしたイタズラ...水の運命の分かれ道。
。。。。。富士川を忘れてた。。笛吹川があったのだ。。。。
(2000/12/02)