本郷台と小日向台(平成13年1月7日)

平塚神社(平塚城址)


上中里駅前からすぐに蝉坂を登るとすぐに平塚神社だ。

     

本郷台から小石川・谷端川を横断して小日向台に登り、神田川に降
りて改めて牛込台の神楽坂まで歩こうと思ってずいぶん時間が経った。
いろいろ迷ったけれど、出発は上中里の平塚神社から歩くことにした。
上中里駅前からすぐに蝉坂を登るとすぐに平塚神社だ。
平塚神社は太田道灌のころ敵対する豊島氏の居城だったという。平塚
神社は田端から谷中、上野に続く、もの凄く狭い台地上にある。ここか
ら本郷台に行くには、谷田川の谷に下る。谷田川は現在では飛鳥山で
石神井川から切り放されて、今は不忍池には繋がっていない。
(明治2年製、安政6年製地図ではしっかり繋がって描かれて
いるのはなぜだろう。)


旧古川庭園

     

平塚神社から旧古川庭園に行くには岩槻街道を渡ればいい。信号を待ち
ながら左手を見ると、大きく曲がっているあたりに一里塚がある。岩槻
街道は江戸時代の将軍が日光に参詣する御成街道なのである。
旧古川庭園は明治から大正にかけて作られた美しい庭園だ。大正時代に
作られた邸宅は英人建築家コンドルの設計になる小松石(真鶴産安山岩)
を外壁に使った美しい建物で専門家にもファンが多い。
庭はバラ園を中心とした西洋庭園と回遊式の日本庭園が美しい。
この旧古川庭園は六義園と比べるとずっと小さいけれど
私はこちらの方がずと好きだ。


六義園


江戸城を中心にした地図(不忍池が石神井川に繋がっている)

     

旧古川庭園から六義園に行くには本郷通りを駒込に向かって歩く。道は
ゆっくり下ってまたゆっくり上がって行く。途中、妙義神社の側を通る
が、この神社の由来を書いた看板には太田道灌の故事はあったけれど、
群馬の妙義山との繋がりは書かれていない。
 山の手線がを渡るとすぐに六義園の門になるが、ここからは入れない。
約350mほどまっすぐ進んで、右折すると正門にたどり着く。


小石川植物園 

     

六義園から小石川植物園までは2.5kmから3.0km程度、不忍通りから
千石一丁目で白山通りに右折する。白山通りはビルばかりの面白くない
道なので、右手に京華学園を見て右折すると、逸見坂である。小石川植
物園の塀に沿って左に曲がると御殿坂にぶつかる。五代将軍綱吉が幼少
の折りに育ったのがこの小石川植物園の敷地で、だからここが御殿坂と
言われているらしい。園内では入り口のすぐ側に「シナマンサク」がも
う咲いていた。去年の枯葉を枝にのこしたまま今年の花が咲くようだ

  

小石川植物園を出ると播磨坂を上る。この坂は東京の環状道路3号線予定
の道路らしいが、茗荷谷から小石川植物園までの間しかないらしい。また、
環状線計画もどこかにいてしまって、今は桜並木に小川が流れる親水公園
になっている。登り切った所が春日通り、ここを横断してすぐ下る坂が藤
坂だ、下りきった所が茗荷谷で上を地下鉄丸の内線が通っている。ガード
で丸の内線をくぐって上る坂が蛙坂だ。ここから小日向台で静かな住宅街
となる。営団の地下鉄車庫を曲がり角で見ながら南に向うと下り坂とな
る、荒木坂だ。下り切って神田上水跡の道を渡ると神田川にぶつかる。
神田川を渡り、西五軒町と東五軒町の間の道を行くと牛込台の登りだ。
西側の相生坂のを登ると神楽坂通りにぶつかって今日の旅はお仕舞い。



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